日能研に通う小6男子(あんたろう)の1月の様子です。
●合格点に届かないお正月
●ドキドキそわそわ初入試
●悟りを開かないと無理!
・子どもを信じる
・結果はもう決まっている
・中学受験はもう成功している
合格点に届かないお正月
あけましておめでとうございます!
元旦はお節食べたり、お参りに行ったりしてお正月を少し満喫。
2日は午前&午後受験を想定して、時間通りに過去問を解いてみました。
午前は実力校、午後は安全校の過去問です。
そこでわかった事実…
実力校の合格最低点に未だ達しない…!!
安全校も本人はちょっと余裕ぶって取り組んだらしく、なんと結果は合格点ギリギリ。
えーーーーー
やばい!!!のでは…?ないか…!?!?
とまた焦る母。
実力校は模試でずっと合格ラインを超えていたのもあって、12月までチャレンジ校の過去問や対策ばかりしてきてました。
チャレンジ校の対策してれば実力校も大丈夫でしょ、と思ってました。
模試でいくらよい点数をとっても、それは模試の結果でしかない…
入試問題と模試は違うということを痛感させられました。
でも、まだ1ヶ月あるし、今この段階で知れてよかったと思い直しまして。
その後は実力校の対策をメインに取り組むことになりました。
絶対落とせない部分をひたすら練習しました。
いままで、あと100日だよ!あと3ヶ月しかないよ!とか散々脅かしてきたのに…
1月になったら、あと1ヶ月あるから大丈夫!2週間あればまだやれる!と急にめちゃポジティブになる不思議。
でもそう言ってないと精神的に耐えられないのは親の方!
ドキドキそわそわ初入試
冬期講習が終わるあたりから、1月受験が始まりました。
わが家も朝早く起きて電車で2時間かけて、お試しとして受けに行きました。
朝5時起き。
これは親子ともに辛かった…
うちの子はなんせ夜型で、朝の機嫌の悪さがまぁひどい。
2日前から徐々に早めに起こし、なるべく機嫌よく起きられる方法を模索しました。↓
●怒鳴って起こさない!
●くすぐったり声色変えたりして、おもしろおかしく起こす
●喜びそうな朝ごはんを用意しておく(うちの場合はみかんゼリー)
入試の結果はわたし一人で先に見てしまいましたが、非常に緊張しました。
1月でこれでは…
2月とか心臓もつかな…
結果は合格!!!
ひとまず大喜びしました♪
本物の入試が始まって、塾でもちょっとソワソワしているような感じがしました。
結果は向こうから話してきたら聞いていいよ
おおっと…
そんな風に思ってたか。
悟りを開かないと無理!
1月中旬。
小学校は入試2週間前からお休みしました。
さぁ!ラストスパートだ!がんばろう!!!
と親は気合い入れてましたが、なんと休みに入った途端に風邪でダウン。
えーーーーー
なんてこと…
2〜3日は無理せず休養。
そんなこんなであっという間に10日前。
この頃になると子どもはなんだかふわふわ状態になりました。
イベント前のわくわくして落ち着かないみたいな感じ。
口では「絶対合格するぞー!」って言うけれど、手は動いていない。
塾では真剣にやってるみたいだけど、学校休んでるのに家でものすごく集中してやるわけでもない。
そっか、、、
うちの子は2月1日にならないと本気スイッチ入らないタイプだったか…
1月受験で不合格を経験させるべきだったのかも…
ここで親が強く言ってやらせて不穏な空気にしたくない。
でも親のイメージする「受験生」の姿を全然してないので、焦りはピークに達します。
不安で心配ですべてダメだったときのことを考えてしまい、さらに不安で心配で…の無限ループに陥ります。
本当に頭が狂いそうになりました。
「なるべく小学校に行かせた方がいい」
「家にいると喧嘩するでしょ」
「時間がもったいないからと家で勉強させるのは賛成できない」
と保護者会で塾が言ってたのはこういうことなんだ、とよくわかりました。
家で母と受験生2人になる時間が長ければ長いほど、母のメンタルがどんどん悪化してしまう…
もうここまで来たら、
悟りを開くしかないーーー!!!
そこでわたしの思考はこうなりました。笑↓
【悟り①】子どもを信じる
模試は模試でしかない!のだけれど、でもやっぱり信じよう。
模試でいつも合格ラインを取ってきたから実力校は絶対に受かる。
そうじゃないと何のための模試なの?ってなるじゃん。
ここまでやってきた子どもの力を信じきる!!!
【悟り②】結果はもう決まっている
歯医者にあった雑誌(VERY)で何気なく読んだ、芦田愛菜ちゃんの言葉。
わたしは悩んでいる時、ふと出会った文章に助けられる、ということがよくあるのですが、今回はこれでした。↓
結果は決まってるんだから、あとはなるようになるしかないと思うようにしている。
人生の最終決定権があると思ってしまうとうまくいかなかったときに自分を責めてしまってつらくなってしまうこともある。
結果は決まっていて自分はそこへいくための方法を選んだだけなんだと思えれば。
どんな結果になってもすべてはこのためにあったんだと、納得する瞬間が必ずくる。
一点差で落ちることも受かることも決まっていて、それは後々の何かに必要なことだから今はもう焦らなくても大丈夫!と思えました。
愛菜ちゃんありがとー!
【悟り③】中学受験はもう成功している
過程のためのゴールなんだ!
と強く思えたことで、心が安定しました。
これがわたしの一番の悟り。
人は目標があるとがんばれるから、それをうまく活用して努力を続けて生きていく。
だから言い方は悪いけれど、難関校はがんばるために利用するもの!
毎月の模試が小さな目標で、中学入試は6年最後の大きな目標。
でも長い人生の中では通過点でしかないから、入試が終わったら、また新たな小さな目標と大きな目標を見つけてがんばればいい。
6年の大きな目標が難関校だったからこそ、わくわくしながら膨大な時間を勉強に費やしてがんばってこれた。
その過程で、知識と思考という生きていく上で間違いなく自分を守る武器を手に入れた!
知識があるから、ニュースがよくわかるようになって関心が増える。
思考できるから、将来が楽しみになる。
4年生の頃は、オリンピック選手になる!と夢を見てたあんたろう。
5年生で様々な文章を読み、少し現実を知ったことで何も将来を思い描けなくなってしまっていた。
6年生の12月、受験勉強を通して知り得た日本が抱える問題や地理、最新技術、自分の得意な科目や興味など、すべて総合して自分はこうしたいと具体的な将来の夢を描けるようになった!
わたしはこの将来の夢を書いた卒業文集の原稿を読んで、受験勉強はこのためにやってきたんだと思い涙しました。
だからもうわが家の中学受験は成功している!!!
難関校はモチベーション維持のためにわかりやすくそこにいてくれた。
ご褒美として合格があるかもしれない。
不合格だとしても、もうわが家にとっての役割は終えているから大丈夫。
知識と思考の武器は無くならないから大丈夫!!!
目標は過程のためにある!と自分に言い聞かせて過ごした1月でした。
(子どもには何も言ってない)
30日にZoomで壮行会がありました。
31日は1日中漢字猛特訓して1月が終わりました。